障害年金の仕組み

病気やケガなど、日常生活を送るのに障害がある人に対して支給されるのが障害年金です。
障害年金には2種類あり、1つは障害基礎年金、もう1つは障害厚生年金です。
いずれの年金も、国民年金や厚生年金に加入していなければ支給を受ける資格がありません。
障害年金は、年金加入中に生じた病気やケガが初診で診断され、日常生活や仕事に支障が出て所得が十分でなくなるために支給される保障なのです。


国民年金に加入している人には障害基礎年金が、会社勤めをしている人には障害厚生年金が上乗せ支給されます。
さらに、公務員には障害共済年金という制度があり、こちらも障害基礎年金に上乗せとなります。
年金の支払いは、成人してから、つまり20歳になってからスタートします。
加入が義務づけられているのが20歳からですから、子供の頃から障害が認められていても支給は20歳を過ぎてからになります。
このとき、初診日や加入している年金の種類によっても障害年金に影響が出てきます。


因みに、親に障害がある場合、子供の人数分の障害年金額が加算されます。
子供に障害がなくても18歳未満までは子供に年金額が加算され、障害があれば20歳未満まで親の障害年金に加算額が支給されます。
障害には1級、2級、3級と等級があり、精神障害や視力、聴力などにおいても年金支給の対象となり得ます。
細かな規定がある障害年金の制度ですが、病気やケガが治ってから軽い障害が残った場合など、5年以内なら一時金が支給されるような決まりもありますから、対象となりそうな方は最寄の社会保険事務所に相談してみてください。